深川行政書士事務所

6か月未満の観光や家族訪問でイギリスに入国する18歳以下の未成年は同伴する大人との関係性や両親の渡航同意書を提示しなければなりません。同伴者が親であっても、片親だけであれば審査に該当します。また、単独渡航は滞在先の受け入れ環境や保護者代理の資料を準備しなければなりません。イギリスを含むヨーロッパ各国は年々未成年の入国が厳しくなってきておりますので、ネットに掲載している航空会社の渡航同意書だけではイギリスに関しては不十分です。航空会社の同意書は飛行機に搭乗することはできますが、入国保証ではありません。入国時の審査で口頭の説明では説得されない為、英国内務省の規定に沿った書類を準備しなければなりません。

以下は審査対象の渡航になります。
・母親と子供の旅行（父親は日本）
・祖父母と孫が海外勤務の父親を訪問
・学校の先生引率の短期留学や旅行
・サマースクール参加のため、子供が単独渡航

ヨーロッパ各国では同行しない片親のパスポートコピーの提出を義務づけております。現在、イギリスは同行しない親のパスポートは不要ですが、同意書の署名照合やトラブル時にイギリスへ駆けつけられる保証として将来的に必要となる可能性があります。同行しない親のパスポートコピーも携帯してください。また、同行しない親がパスポートを持っていない場合はパスポートの申請を検討し、携帯書類に含めてください。