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2022 / 10 / 04  16:30

英国国民健康保険 なぜ加入?

IHS(Immigration Health Surcharge)は直訳すると移民医療付加金と呼ばれ、国営医療サービス(NHS)を移民(例:留学生)へ提供するため発生させたビザ申請時の支払です。その為、IHSの支払は申請手続上の義務であり、ビザ申請センターへ来館する前に完結しなれければ来館予約も取れません(申請手続き完了後、7日間支払いを放置すると申請は無効になります)。
IHSの考え方としては、「医療費の税金を今まで払っていなかったので、ビザ申請時に支払ってください」という感じです。そこで気になるのが海外保険。国営医療サービス(NHS)を利用できるなら、追加で加入必要はないと考える方はいるかと思われます。
そこで判断材料としてよくお伝えする事は「医師の診療は一般的に無料。しかし、処方薬や歯科・眼科は有料」。また、日系クリニックをプライベートである事が多いため、有料です。しかしプライベートの病院を受診するメリットもあります。一般的にプライベートの病院は診察対応が早いとの事です。海外保険の加入は任意ですが、加入したからといってIHSの支払いが免除されるものではありません。支払い免除される方は限られており、政府高官や軍人、医療関係の就労を目的としたビザ申請者のみです。

Pay for UK healthcare as part of your immigration application: Who needs to pay - GOV.UK (www.gov.uk)

また、観光ビザや6か月以下のビザ保持者はIHSの支払はありません。