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駐日英国大使館と英国移民局の役割
イギリスの渡航やビザに関しての問い合わせ先として初めに思い浮かべる先は駐日英国大使館かと思われますが、駐日大使館は日本に滞在するイギリス国籍者対象の機関となります。「ビザについて、駐日大使館へ電話をかけてみたが。。。」と仰る依頼者の方がおりますが、なかなか繋がりません。繋がった場合でも、「旅行会社さん等へお問い合わせください」しかお伝えしておりません。
ビザや渡航に関するお問い合わせは、下記の3つになります。
①ビザ手続きのエージェント
②旅行会社
③英国現地の移民局(UKVI:UK Visa and Immigration)
当事務所は①に該当するかと思われます。そして、ハードルが高そうな③は英語で問い合わせます。英国移民局(UKVI:UK Visa and Immigration)は有料で電話またはメールで質問を受け付けします。メールで問い合わせした印象ですが、「5営業日以内に回答」とありますが、1~2営業日の回答でレスポンスは早いです。同じ質問であれば納得するまで最初に問い合わせをくれた担当官へ繰り返し質問することができます。また、メールのやりとりが始まると現地時間に合わせると数時間で返信が届く場合があります。対応の早さは優良です。費用は£2.74(約470円)です。しかし、何かとはぐらかされる印象も正直あります。そして最後には「ビザ専門のattorneyへ確認してください」や「こちらはUKVIの代行で対応しているサービス機関です」で終わらせてしまう事もあります。
そのため、日本語で安心してビザ手続きを進めたいという方は国内のエージェントや旅行会社さんを利用されることをお薦めいたします。
2023年度 イギリス ワーキングホリデー(Youth Mobility Scheme Visa) 第1回目は1月
今年度のワーキングホリデービザ(Youth Mobility Scheme Visa)に関する情報がgov.ukに公開されました。イギリスのワーキングホリデーは年2回(1月と7月)のタイミングで申請を行います。今年度の枠は800人で、1回目の応募者にはだいたい枠が与えられるとの事です。そして、残りの枠を2回目の7月で引き継ぐとの事です。
応募方法は簡単です。まずは英語でメールを送信します。
宛先:Japan.yms2023@fcdo.gov.uk
メール件名:氏名、生年月日、パスポート番号
例:Takayo Fukagawa-29/04/2000-MJ1234567
メールに含める内容は、
・氏名
・生年月日
・パスポート番号
・電話番号
受付期間:2023年1月17日(火)午前0時1分開始~2023年1月19日(木)午前0時1分締切 日本時間
上記期間内にメールをお送りする事が難所だと思います。
実際の申請手続きにつきましては、他の英国ビザ手続と同じかと思われますのでこちらのページをご確認ください。
11月 東京都行政書士会文京支部 無料相談会
この度、文京支部では下記の日程にて行政書士無料相談会を実施することになりました。
今回は文京公証役場・公証人の先生ご参加の特別な会でございます。
公正証書(遺言など)や定款作成にお困りの方、この機会に是非ご参加ください。
日時:11月8日(火)13:30~16:30
場所:文京区民センター2階会議室
HP:文京支部 無料相談会
ご予約不要で当日は直接会場へお越しください。
国営医療サービス(NHS) いつから利用可?
英国ビザ申請時に手続きとしてIHS(移民医療付加金)の支払いが発生します。英国の国営医療サービスを利用することができ、また利用開始はビザ申請の許可が下りた日からとなります。そのため、渡英後にはすぐ医療サービスを受診できる状況です。利用する際に必要な物は英国到着後に受け取るBiometricカードです。学生は学校指定の受取先番号を申請時にお伝えするため、Biometricカードが完成すると学校へ届けられます。